2023年
請願の審査結果が届きました。
昨年より取り組んできました「一人ひとりの子どもが大切にされる品川区を求める請願」は今年の2月13日に提出、2月26日に文教委員会で審査をされ、この度、審査の結果の通知が届きましたのでご協力のお礼とご報告をさせていただきます。審査の結果は不採択・理由は「願意に沿い難い。」と相変わらずの残念な報告でした。
みなさまからの署名は、1469筆集まりました。ご協力ありがとうございます。感謝しております。
今年は、当会の請願と品川区立保育園の統廃合・民営化方針の撤回を求める請願、そして品川区内保育園等あり方基本方針パブリックコメントの結果の概要についての報告が関連するため、一括で説明、質疑がありました。
私たちの請願には、①公設民営化は保育の質の維持向上を図るため、令和2年度に策定した区の民営化ガイドラインおよび未就学人口の推移や国の保育施策の動向をふまえて、適切な効果検証を行いながら推進する②区独自の配置基準については、75年ぶりに改善を行う旨、国が示したので国・都の動向を注視する③保育施設において余裕活用型の一時預かり事業に対する助成額を昨年度から国基準額の3倍以上の8,000円/日等を実施している。6年度は未就学児の定期預り事業も含めた、保育園における子育て支援の取組を後押しして区内保育園の保育の質向上に向けた取組を行う、等の説明がありました。
日本共産党・安藤たい作区議から「財政効率で区立幼稚園とか保育園を減らす方針は撤回すべき。定員未充足の補助については、共産党として23区調査を行ったところ、定員割れに特化した補助を行っていないのは3区だけ、説明のあったような空きスペースを使っての事業が出来ないような現場の苦しい現状だからこそあまり使われていないということ。現場の話をしっかり聞いてほしい。」と意見言っていただき、請願は採択すべきと言って下さいましたが、賛成者少数で結果、不採択でした。(委員会での審査内容は品川区議会ホームページ「会議録」をご覧下さい。)
この他、質疑で分かったことは
〇4月入園の1次申請では、2,814人の申込みがあり、内定2,074人、不承諾740人(内訳:0歳112人・1歳401人・2歳101人・3歳72人・4歳41人・5歳13人)
〇品川区内保育園等あり方基本方針パブリックコメントは129件 4月に広報やホームページで知らせる。利用者には別途通知
〇統合が前提ではないと言いながら行財政資源は無限ではない。統合、民営化など総合的な施策が必要
と答弁がありました。
区議会傍聴に行くと「う~ん」と思うことがたくさんですが、請願の結果にがっかりすることなく、あきらめずに引き続き要望していきますので、また一緒に声をあげて下さい。
今年の夏も、厳しい暑さが予想されます。くれぐれもご自愛ください。
大井町駅前宣伝&署名行動 その2
季節らしい寒さの1月14日、大井町のヤマダ電機前で再度街頭署名を行いました。24名+小学生の助っ人1名の参加で、人形劇研究会「みちくさ」さんのご協力も得て、今年も新年らしく「しし舞」とサル&ウサギの着ぐるみ、そして今回は合唱団「たんぽぽ」さんの楽しい歌まで!付いてにぎやかに宣伝行動を行いました。
宣伝隊はおそろいの黄色ジャンパーで盛り上げます。はじめたころにはまだ人出が少なかったものの、だんだんと親子連れも増え、風船や折り紙のコマをプレゼントしながら署名のお願いをしました。「保育園に行ってます!」「孫がお世話になっているから」「現役のころに署名をやりました。まだがんばっているんですね。」「子ども事はとっても大事だから」と協力をして下さる方が沢山です。前回の様にママとパパが交代で署名をして下さる様子も見られます。1時間の宣伝で署名は46筆集まりました。
保育園は子育てになくてはならない社会資源!なのに職員の待遇が厳しくて、やめる人はいても、就職をする人が少なく、職員不足が深刻です。民間保育園には必ずと言っていいほど「職員募集」のポスターが貼ってあります。子どもがのびのび育つために、保育園の職員等の配置基準をぐっと引き上げ、岸田首相に、「言葉だけでなく、ホントに子育て予算の倍増必要です」とご一緒に声を上げましょう。よろしくお願いします。
2月区議会定例会に提出をします(区議会への提出締切が2月14日)。署名はホームページからダウンロードできますので、署名がまだの方はぜひご協力をお願いします。お手元にある方は早めにお届けください。
郵送の際は
〒141-0032 東京都品川区大崎4-6-3 ファミネスハイツ第2 1階
ひよこの家保育園内 木本千江子宛
までお送りください。
大井町駅前宣伝&署名行動
好天に恵まれた11月19日、大井町のヤマダ電機前で街頭署名行動を行いました。17名の参加で、人形劇研究会「みちくさ」さんのご協力も得て、今年はサルとウサギの着ぐるみも連れてきまして、黄色のおそろいのジャンパーを着て元気に宣伝をしました。人出も、親子連れもたくさんいらっしゃいました。
「保育園にはとってもお世話になった」「今預けています。保育士さんたちの処遇が大変と聞いて心配しています」「元職員なのでよくわかります」と次々に署名をしていただきました。パパが書いて、交替してママも書くというご家族も何組もありました。最後には「『子どもの権利条約条約』学校で勉強した!」と中学生も署名をしてくれました。
子どもたちには、折り紙のコマと風船をプレゼントに用意していて喜ばれました。1時間の宣伝で署名が約100筆、募金は1万2千円の協力がありました。ぐうぜん元保育問題協議会会長が通りかかり、列をなして「お久しぶり」とあいさつに花が咲く一場面もありました。
参加者一同、大変元気づけられた宣伝となりました。ご協力ありがとうございました。
来年2月の区議会定例会に提出します。署名用紙はこのページからダウンロードできますので、署名がまだの方はぜひご協力をお願いします。
郵送の際は 〒141-0032 東京都品川区大崎4-6-3 ファミネスハイツ第2 1階
ひよこの家保育園内 木本千江子宛 までお送りください。
2023年 秋の署名活動スタート!
大井町のイルミネーションが点灯し、まぶしい季節になりました。今年も、署名活動を始めます。
短期間にたくさんの保育園が出来て、ちょっと前の保活の大変さが少し緩和されたかと思うと、今度は保育事故や不適切保育のニュースが聞こえてくるようになりました。
保育・学童保育の職員配置や施設基準の改善がすすまず、国際的にも低い水準のまま放置され、職員の負担が大きくなっています。そして、保育者の賃金などが全産業平均よりも低い実態が人手不足をまねき、現場を疲弊させています。
品川でも定員未充足が続き、運営が厳しい保育園も出ています。せっかく増えた保育園が次々閉園になるようでは困ります。希望する子どもたちが、いつでも入れるように保育園を残してほしいです。
昨年ご協力を頂いた署名は、国会・都議会・区議会にそれぞれ提出をされ、審議が行われました。なんとかしてほしい!の声が届くよう今年もぜひご協力ください。
※第一次集約は12月末 最終集約は2月初めとします。
郵送の際は、
〒141-0032 東京都品川区大崎4-6-3 ファミネスハイツ第2 1階
ひよこの家保育園内 木本千江子宛 までお送りください。