区議会請願審議結果速報
区議会請願審議結果速報
11月25日、区議会文教委員会にて私たちの提出した署名の審査が行われました。合計4名で傍聴してきました。日本共産党の南恵子議員が「最低基準は優れた基準というわけではない。上回るのが当然ではないか」「子どもが待機児となり、仕事を辞めざるをえない保護者の気持ちを考えてほしい。」「子どもの育ちには園庭が必要でしょう。」と質問をして下さいました。行政からは「一定の環境は守られている。」「屋外遊技場はいらないとは言わない。」「来年度は当初は認可園3園を開設予定だったが、今年の4月に昨年よりも待機児が多かったため、1園増やし4園にした。」「待機になった方には申し訳ないが、毎年毎年定員は増やしてきている。財政を考えずに事業を提案することは考えられない。」との答弁がありました。他の議員からは「品川の待機児童対策は評価している。将来の財政も考える必要がある。」「最低基準はちゃんと守られている。」「対策を多角的にやっている。公園・広場は課題ではあるが取り組みはされている。」「基準で整備がなされている。今以上はいいのではないか。」と意見が出され、委員会では不採択となりました。私たちの思いや現状が、なかなか伝わりにくく、歯がゆさを感じました。最終的には12月6日の本会議で表決が行われます。
コメント
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傍聴お疲れ様でした
区議会文教委員会の傍聴へ行かれたみなさん、ありがとうございました。
結果だけを聞くと「やっぱりダメだったか」となりがちですが、報告を読むと行政も議員も現状に対する問題意識は、温度差こそあれ同じように持っているんだな、ということが見て取れます。(傍聴していませんので自信持って言えませんが・・・)
私たちの署名はおそらく「採択」されることはないと思いますが、部分的にはいずれ少しずつ施策に反映されていくと思います。結果的に子どもたちの過ごす街、保育園の環境が、ほんの少しでも改善されるのならば、署名を続けていく意味があるんだろうと思います。
事実認可保育園は増えているし、不十分な条件ながら子どもを預けられる保育所も増えています。今年の請願署名のように、「今子どもを取り巻く状況には、こんな問題があるんだよ」と区民からも声を出していくことが大切なのだと思います。
今後も施策を見ながら、現状を伝えていき、保育環境の改善を目指していきましょう!